2009-02-20

ノルマと講評と、嗚呼ようやく顛末終了

顛末編、その3。


コンクールの場合、演奏して結果を頂いたら終わりー、なのですが、今回はそういうわけには行きません。
コンサートで演奏する、という大仕事が残っています。
しかも出るだけではなく、なんと出演者も運営に関わらなければならない!?とのこと。

…まあ、当然です。
このことについては事前に承知はしておりましたし、しかも出させて頂く立場ですから、出演するからには、出来る限りお手伝いしたいところ。


以前、自分たちの合唱団のコンサートを開催したことがあるので、主催する大変さは理解しているつもりです。
そうなんです、理解していたつもりだったんですが、しかしっ!

過去に経験したどのコンサートとも違う点が、今回のコンサートにはありました。
それは…



有料!! ……である、ということ。


つまり、チケットノルマ、なるものがありました。

演奏しなきゃならない、という重圧のほかに、売らなきゃならない、という責任がもれなく付いてくるという事実。
こりゃー、たーいへーんだーあ……。。。



まあしかし、売らなきゃならないといっても、
最低ラインのノルマ分(大人なら25名分、学生なら50名分)は、もとより負担する気(=無償提供するつもり)でいました。

支えてくださった人、お世話になっている人に対して「チケット買ってください」なんて言えません(汗)
もちろん7枚分は招待券を別に頂いたのですが、それだけでは足りませんから…。


子供時代の恩師。高校時代の恩師。大学時代の恩師。
陰から支えてくださった知人、友人たち。
忘れてはいけないのが家族・親戚。



最初の1日目は、チケットとチラシに添える招待状作り。
全部手書きという訳にはいきませんから、パソコン打ちをするも、けっこうこだわりました(笑)
shoutaijou.PNG

これ、ワードで作っているんです。フォントは、マニアッカーズデザイン様のものを使用させていただいております。
このブログの上部、ブログ説明文もこちらのサイト様のフォントを使用しています♪
くぁわいいんだけれども、漢字が出ないというのが難…。
ま、くぁわいいから、いっか。

くしゃくしゃ〜のラインは、とってもセンスある素材屋さん、PROS&CONS様からお借りいたしました。


2日目は、実際に配布する人についてのチケット配分を、ああえもないこうでもない、とジグソー・パズル。
繋がりのある友人たちを誘うならば1枚ずつ送っても仲間同士で来られますが、たった一人に向けて1枚だけを送るのは、ちょっと失礼かな、と思い……。
などなど、あれこれ考え込んでしまい、結局この作業には一番時間がかかってしまいました。


3日目は、宛名書きと郵送開始。
本当はこれもパソコンでウィーンガッシャンとやりたかったのですが、なぜかプリンタが動かない!
もう一台のレーザープリンタは動いたので招待状は刷れたものの、結局宛名は手書きすることに。


この3日間は練習するよりも前準備に奮闘していた、かもしれない………。。。




そんな感じでノルマ分の配布目処は立ちましたが、実はまだ多くのチケットを「出来るだけ売ってください」と言われています。

でもね、お勧めするには低料金でもハードルが高いというか、その日まであと10日弱しかないですし、音楽をやってきた私ですら行ったことがなかった、郊外にある地味なホールだということも、なかなか追い風になってはくれなさそうです。
(+悪天候であれば、客足が遠のくことは間違いありません)

自分では如何ともしがたく、このあたりで経験豊富な母にバトン・タッチ。
どうか売れますように!



ここで、素朴な疑問。
『えっとー…、自分の生徒に対しては、なんと言うべき?』


これには母が答えてくれました。
「『こういうコンサートがあるけど、行かない?』という告知だけしておいて、
チケットが売れたら、渡す時に『実はね、先生も出るんだ』と言えばいいんじゃない」


なーるほど。
その言い方だったら、押し付けがましくなくて、いいかも。
聴きにきてくれるのはとっても嬉しいけれど、ムリヤリ売りつけることだけはしたくないもんな。



コンサートやるって、ほんっっと、大変。主催者はきっと、私の100倍は大変でしょう。
でも、そういう細々とした壁を全部乗り越えて、頑張っている人は頑張っているんだろうなあと思ってしまいます。
私自身も、もっと前進しなければ。

今ではない、いつかのために。
いつかではない、今のために。

少しでも、前に、前に。
前に。




…遅くなりましたが、このあたりで講評を転載しておきます。

●とてもいい演奏でした。全体的にはさらにクリアーな演奏が欲しいです。
重音奏の研究を!音色を
バランス、ペダル、音色の工夫もさらに積み上げて下さい。

●全体を大きくとらえている点はすばらしいです。拍子感も安定していて音楽の基本的な面がゆるがないのはいいのですが、その中にもっと人間的な(快)?感を出してほしい。あまりにも真面目すぎる音楽ですね。(fをすべて同じ腕の使い方で弾いているような気がします。

●全体のテンポのバランスがいいと思います。その基本のよさの上に立って、各変奏の個性が表現できるともっとよくなるでしょう。

●よく演奏されましたが、全体を通しての構成力に乏しいため、説得力に欠ける感がありました。sfの扱いをもっと考慮してほしいと思います。作曲家の意図が伝わるsf、音色が望まれます。
大ホールで演奏するときの音のヒビキ、ペダルの使い方をもっと工夫してください。更なるご精進を祈ります。

●Themeのf、>(アクセント)の音が固くて、とても気になります。左手の和音と右手の旋律のバランスへの配慮がもっとほしい。各変奏の変化をどうつけて、どう統一をとるかの配慮もほしい。
f時のタタキツケル様な音がとても気になります。まとまりのある豊かなひびきがほしい。



なるほど、尤もなことを指摘されました。

確かに、f以外の場所の音色などには気を配っていましたが、fに関しては一様に『f!!』としか考えていませんでした。
同じ腕の使い方…そうかも。。今更ながらに、私ってfが苦手だったんだ!?(汗)

それに、構成に関しても綿密に考慮していた訳ではなかったです。なんとなくもやもや〜と「こうしたい」という思いはあっても、まだ輪郭が曖昧で、確固たる意志が欠如していたように思います。
うう、全部見透かされてるなんて…(沈)

各変奏の変化にしても、あの時点ではハリがあるけどメリがないというか、メリがたまにあってもハリがないというか、
ここから先はもっとこう、メリもハリもある演奏をしなければならないんだな、と思いました。



何がしたいのか。
何を伝えたいのか。
ベートーヴェンの想いを、どう代弁するのか。



うー、考えても考えても時間が足りないよー(涙)



とりあえず、日曜はWoO.3回目のレッスンです。
ひとつひとつのヒントを足がかりに、このひと壁を這い上がろう…!!
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posted by Aster at 23:59 | Comment(4) | めいん>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
顛末編、どきどきしながら拝読させていただきました……!
普段目にすることの出来ない音楽家さま達の裏舞台を覗かせていただけた気持ちになり、単純に、読み物として楽しんでしまいました f^^*)
改めて、本番お疲れさまでございました……!<(_ _)>

しっかりした文章をお書きになるから、年上の方かな……?と勝手に思っていたのですがAsterさま、私(子年)よりお若くていらっしゃる……!?
<ツッコムとこそこかい!(^▽^;)<ああ私もっとしっかりしなきゃ...orz

私のピアノは本当に下手の横好きで、演奏活動等々は雲の上のことでひたすら憧れるばかりなのですけれど、Asterさまや他の皆さまのブログの言葉の端々から分からないなりにも感じ取れることはたくさんあって、いつも勝手に楽しませていただいております(><)
これからもこそこそ(え)伺うことをどうぞお許しくださーい!
あと一週間ほどでしょうか、コンサートの成功を心よりお祈りしております。
それにしてもお母さま、たよりになるお方のようで……(*´∇`*)ステキデス

Posted by かなた at 2009年02月23日 00:36
>かなたさま

あらっ!? ねずみちゃんならきっと同い年です♪
かなたさまは気配りがほんっとに、とってもお上手ですし、(見習いたいですっ!)
私よりももっと年上の方かしら??と思っていたのですが…なんだか更にお近づきになれた気分!(笑)
わあ嬉しい〜!

私自身もまだまだ発展途上中(?)なので、
(これからも音楽を続けていけるかどうかさえ分からない不安がありながらも…)
かなたさまや皆様のブログからお勉強させていただきながら、少しずつ、自分と音楽の関わりを発信していこうと思っています。

何かもっとお役に立てれば良いのですけれど(汗)
相変わらず妙な路線を突っ走ってしまうこと、間違いなし…な予感。
←こんなんで良ければ、これからもどうぞよしなに♪♪
Posted by Aster at 2009年02月23日 04:52
こんばんは〜♪
いつもながらブログへの書き込みありがとうございますm(__)m
今度はメッセージ入り花束までつけてくださいまして、
ありがとうございます。

私も、かなたさま同様、緊張ドキドキハラハラしながら3つの記事読ませていただきました。
まだ本番が残ってて、しかも出演者も協力しなければならない話、
大変そうですねぇ。。。
近くであれば協力してあげてもいいですが、
遠かったら伺えないし、時間があってもたりないですよね。
そんな時お母様が助けてくださるというのは、
素晴しいことです♪
あと残りの時間で集中してくださいまし♪
ちなみに私は亥年になります♪

Posted by けいこ at 2009年02月24日 22:01
>けいこさま

いえいえ、こちらこそいつもお世話になっております★
私は、ここを訪れてくださる皆様とはおそらく無縁の田舎住まいですので(トホホ…)
運営に関して、皆様のお手を煩わせることはきっとないと思います♪(笑)

チケットは細々とながら、順調に売れているようです。
普段はのほほーんとしてぽややーんと見える母ですが、今回は脱帽しまくりです。。。
万事終わったら、何か美味しいものでも作って喜ばせようと思います★

あ、亥年なのですか♪ じゃあお姉さまですね♪
けいこさまも落ち着いた感じでしっかりしていらっしゃるので、もっと年上の方かと思っていました!
…ていうか、私自身の精神年齢が低いのかも??(笑)
Posted by Aster at 2009年02月27日 00:44
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