2010-02-12

やっちまった!? ――オーディション顛末編その1

ってことで、顛末編その1です。
今年もまたオーディションに行ってまいりました。
合格したら、3月に行われる演奏会に出演できる、というものです。

去年はピアノ部門だけで15人くらいの応募…だったのかな?
今年は盛況にも21人が集まりました。
もうそれを聞いただけで「今年は、だめかも」という感じがかなり漂ってはいたのですが、
ほら、私以外の出演者がみんなウイルス性胃腸炎になっちゃった!なんてことがあるかもしれないし!?(←ないない)
やっぱり、行ってみないとわからないでしょうっ!



審査は7人ずつを3部に分けて、朝10時から行われました。
1部があって15分休憩があり、2部の後に1時間の昼食休憩、3部の後に30分の休憩があり、即日の結果発表。という流れです。


本番前に届いた書類によれば、Asterさんはまたもや… 1組目!
「これで(抽選で)1番をひいたら、大会3連続1番ってことになるよね…それって凄い強運だってことだよね…」

などと意味不明にもブツブツと呟きながら、抽選の時間を待っていたところ、今年は3番のカードが手元に舞い込んできました。

お、順番的にはちょうどいい♪

さほど待たずに8分間のリハーサル。
全曲は弾かずに、リャードフは前半のみの構造的な確認、シューマンは気になる箇所をあちこちつまんで確認しました。
家ではいつもの基礎練(ピシュナ)のあと、両曲1回、通して弾いてきてはいたのですが
“それだけの練習じゃ不安”という気持ちよりも
“「弾きたりない」って気持ちは残しておいたほうがいい”という気持ちのほうが打ち勝っていたので
(このくらいにしといてやンよ!) 素直にその気持ちに従うことに(笑)



さて舞台裏へ行くと、ちょうど1番の方の演奏が終わるところでした。
指の芯は温まっていたのですが、表面がすごく冷たくなっていたため、ヒーターの前を陣取るAster。
南国とはいえ、舞台裏は寒いので、とてもありがたい配慮ですひらめき

ほどなくして2番の方の演奏が始まりました。
高校生くらいの男の子で、ベートーヴェン・ソナタ3番の1楽章。これが、とっても好演奏♪
男の子らしい無骨で厳格な演奏かな?と思いきや、まあるい音の、かろやかで丁寧な演奏でした。

その演奏に合わせて今度はストレッチをし始める、不届き者なAster。
でも、本当に気持のちよい演奏だったので、あんなに心地よい柔軟をしたのはいつ以来? というくらい、好き勝手にノビノビさせてもらいました(笑)

たぶん、それが今回の勝機だったのでしょうか。
「この子に続こう!」と思って、smileを忘れずにステージに出て行けましたし、全然緊張することもなく、リャードフの出だしも自然に出てくれました。


ただ… 困ったことに…


焦りその@
男の子の後だからか、予想していたよりも音量が出ないっ!!

焦りそのA
(ひ、響いてない、気がする…)
あ!? こ…このホール、改修工事してやがる!!むかっ(怒り)
返せ!! 去年のお風呂場の響き、返せ!!!

焦りそのB
(やばい、テンポが)
響きを確認しながらだから、遅くなってるううう!!(涙目)


リャードフの演奏中に覚えていることは、以上。
どこをどう演奏したとかは、まったく覚えてなくて。
最後の和音だけは、今までに一番きれいに弾けた気がしますが…
始終、ムラムラというか、ムカムカというか、じれったい気持ちを抱えての演奏だったと自分では思います。

まあでもね、そういうのをシューマンで晴らす、いい流れ!!
さあ、ドッカーンといくぞ!


“Smile !!”


序奏。
よし、調子よい!

提示部。
前日になってスカしまくっていた箇所は無事通過。
重音のスケールからの盛り上がり、(あれ?すごく自然に弾けたな?)と、そこで初めて、まったく力んでないことに気づき
(調子いいね、嬉しい!) ニッコリ。
そして次なるシンコペーション、ここは聞いてても楽しいだろうけど、弾くのも楽しいんだよ〜。を身体でさりげなくアピール。
次、G−durのスタッカート部分を抜けて、華麗なるD−dur。ここは前半で一番難しい場所。滑らかに弾きたかったけど、体はガチャガチャ弾くことに反応したようで。まあ音質を気にしなくなるから、そっちのほうがはるかにテクニックが楽になるんだ。おそらく咄嗟の『ミス回避本能』が発動したんだろうなあ(笑)
事故も起こらず、前半、無事通過!

展開部。
おもいきり、オクターヴのメロディーがきれいに出てくれて、またニッコリ。
(ちょ〜た〜のしい♪)
そういえば、ほんの少しテンポが遅い。
返ってくる音を聴きながらだと、やっぱり遅くなっちゃうんだな。。

そして、大好きなフーガへ…!
と、ここにきて

(あ、あれ…?)

右手、出したい声部が出てくれない。
おかしい、次は出なきゃ!
そう思った、その時。


とつぜん、左手を見失って―――――

(      !?)




や… っ ち ま っ た ?





つづく。
posted by Aster at 23:59 | Comment(0) | めいん>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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