2010-02-17

魔法にかけられて――オーディション顛末編その2

(やば…、見失った――――!?)


そう思った瞬間、頭の中はまるでビデオを一時停止したかのようにストップしてしまっていました。
しかし、頭で考えるよりも先に左手が 何かの音(爆) を打鍵!

その音が合っていたかどうか、今になっては覚えていないのですが、思考一時停止からハッと我に返ったときには
止まらずに、勢いそのまま、流れに乗って先に進んでいました。

(?…?? …?????)

謎のマジックに疑問は残しつつも、しかし考えている暇はないので、次のことに気持ちを切り替えっ!


再現部へ向かっての盛り上がりは、盛り上がりらしくまとめられて聴きなれたメロディーへとつながり、ホッとひと安心。
先ほどのアクシデントのおかげか、更に吹っ切れて「楽しく!」を一徹できる演奏が続いたと思います。

完全五度を左手オクターヴで飛ぶ箇所は、いくらか外したりするミスはありましたが、
「こんなミスは想・定・内・デ・ス!!」という気持ちが前面に出たというか(笑)
音楽そのものを損なうことなく、流れに乗ってコーダへ向かって突っ走っていくことができ、
全体的にはとにかく自然に、余計な力を入れずに演奏できたので、スタミナが切れて「み、みぎてが…っ あう!」なんてことにもならずに済みました。


そして。
前々回の舞台でこの曲を弾いた時、和音でたたみかける部分でミスした(汗で指が止まってしまった)記憶は新しいものでしたが
今回は「鍵盤を滑らせて弾く」から「手首を使って掴むように弾く」に方向転換したおかげで、スタインウェイでもOKな弾き方、というものが少し分かった気がします。

今回、その部分でのミスはなく、のびのびと弾けました(ホッ)
今演奏中では、自力で修正できた、というのが、二番目に嬉しかったなあ。と思います。
一番目はもちろん! シューマンを楽しく演奏できたということです♪



最後の和音の残響を聴き終えて、立ち上がってsmileを忘れずに礼をして、顔をあげると………ビックリ!

審査員席の前列、端にいらっしゃる御方が空拍手をして…いらっしゃる?ような?
え!? え!? え!?

思わず、嬉しくなってもう一度礼をしたくなりました(←せんでええ!)



演奏前・演奏後の拍手はないオーディションです。
でも、拍手というものは、もともと心の声を代弁するもの。
私の拙い演奏でも何か伝えられることがあるならば、誰かの心に「何か返事を伝えたい」と思ってもらえる演奏ができたのなら、それだけで、満足極まれり。です。

もう、るんるん気分で舞台を去りました(笑)
「目標は、ノーミス」だったのに、ポカミスが多かったこと? もういいんだ〜そんなの!(爆)

こんなにるんるん後味が良い演奏ってハートたち(複数ハート)初めてかもグッド(上向き矢印)なのだ〜かわいい
(テンション高すぎ…反省。。。)




さて、今日の楽しみは、まだまだ続く、他の人の演奏っ!
いそいそと舞台衣装を着替えて客席に戻ると、5番の方の演奏がはじまるところでした。


次回は感想&舞台マナー等々&結果発表…までいけたらいいけど
というわけで顛末編3に続きますパンチ

ちょっと体調崩して寝込んでいるので、記事が遅れてます…ごめんなしあ。
posted by Aster at 18:52 | Comment(0) | めいん>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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