2011-11-04

ハンガリー狂詩曲第12番

録りたてホヤホヤの音源です。
久々の音源アップですー。

録り溜めているものはいくつかあるのですが、気がついてみると容量がヤバイことに…。
以降は、考えながらアップしなきゃだ。。。


さて。実は明日、本番です。
この曲を千席のホールで弾いてまいります。
順番はまたまたトップバッター。

もはやお約束…(。_+)
い、いいんだもん! 1番が良かったんだもん!!


ってことで、どうぞお時間があればお付き合い下さい。



上の録音から明日中に修正しておきたいところは

・出だしがもったりしすぎ
  → 鋭く出る! 丁寧に弾きすぎない。打鍵のスピードを速く!
・2小節目 クレッシェンドが足りなさすぎ
  → 身体をつかってみる。
・7小節目 もっと堂々としてもいい
  アルペジオが苦手だからって、不安になるな
・13小節目 左
  → 間を少し走らせたほうが、間延びしなくていいかも
・16小節目 右、フェルマータの音
  → しぼまない! アクセントついてるよ!
・17小節目 Adagio
  → 最初の音はもっとガッツリくること
・27小節目 右手アルペジオ
  → もう少しクネクネ感が欲しくない? 丁寧に入れよう
・31・33小節目 右手の和音
  → 後半アクセントついてるよ! 躊躇うな!
・35小節目からの Allegro zingarese.
  → もっと軽く、羽がはえたように
・77小節目
  → やまびこは呼応させて、2回目の表情を変える
・114小節目 両手アルペジオ
  → 先を予測してバタつかないようにする
・127小節目からの Allegretto giocoso.
  → 右手のメロディー、張り切り過ぎないように
・153 小節目 拍子が分かり辛い
  → 左手の大事な音を抜き出してみよう
・180小節目 左 & 181小節目 右
  → 大事な音は外したりしないでちゃんと弾くんだぜ…?
・184からの Stretta Vivace.
  → 全然ストレッタっぽくない。勢いが足りない。
  → フレーズを大きく取って、コーダに向かって前に前に感じること!
・256小節目 アルペジオ
  → 左は放っておいて、右のアルペジオを綺麗に入れるのだ!
・268小節目から
  → フレーズを大きく!! 大きく大きくとって前に感じる!! 細切れに取らない!!!!
・283小節目 Presto. 出だしが弱い。
  → 初めのcisはAdagioのものではなくPrestoのもの。スタートッ!!という気持ちを出す


以上。
特に後半のストレッタ・ヴィヴァーチェののんびり感がパない…。。。lilili orz lilili
もはやストレッタでもヴィヴァーチェでもない…。。。。

ちょっとテンポアップしてみようかなぁ??(´・ω・`)
posted by Aster at 17:31 | Comment(0) | めいん>performance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009-02-27

演奏第6弾…の続き。

Beethoven 32variations c-moll(2回目)




前回の録音(1回目)

から、約2週間。聞き比べてみると面白い(笑)

今日UPした演奏が今のベストの状態、というわけじゃないのですが、これが「素」の自分だろうと思って、1回コッキリの録音に留めました。

いつもなら、念のため3〜5回は録って、その中から少しでもマシな録音を選ぶようにしていたのですが、今日は
「別にミスなんて気にしな〜い♪」
「だって今日間違ったところを明日も間違うとは限らないし〜」
「今日ミスしなかったからって、その行為が正しいとは限らないし〜」




不届き者・Asterは、そんな気持ちで1発録り。


でもでも、前回と今回では状況が違うから、こんな(完成度に比べて…)余裕たっぷりの気の持ちようでも、いいのではないかと思ってしまいます。
前回は、「今、弾けるだけ弾いておくのダ!」と必死になってしかるべきでしたが、
今回は、楽しんで弾くことぴかぴか(新しい)が一番の目的だもの。


……という訳で、

「おなか空いたから、止〜めたっ」

実に我侭に体調に忠実に、日々を過ごしています。(爆)





練習量はオーディション前からすると30%は減ったかも。その代わり、内容の濃い練習や楽曲研究・イメトレが増えたと思います。
内容は、どのくらい濃いかと言うと………

第4変奏の脇には、こんなメモ → 『品のいい老夫婦』

第5変奏の脇には、こんなメモ → 『ニューハーフ




ごめんよベートーヴェン。でも楽しいんだこれが。





さて、上の録音から明日中に修正しておきたいところは

・出だしのノリが悪くて、第1・第2変奏、音抜けが目立つ。
  → 音を出すことを怖がらないようにする。
・第5変奏、平べったい音がする。
  → 体重をあと50キロ増やしたような気持ちになる。
・第10変奏の右手、もうちょっと表情つけたい
  → 両手でユニゾンを弾いて歌ってみる。
・第11変奏の左手、走るところがある。
  → 『1と2と3と』をカウントする。気持ちに余裕を持つ。
・第13変奏、ノリすぎて、左手の音の長さが揃ってない。
  → ノル気持ちをそのままに保ちつつ、耳で音の長さをチェックする訓練をする。
・第15変奏の出だしが抜けた
  → 気持ちを大きく、『静かに』。
・第18変奏の右手の切れの音の長さが揃ってない
  → 切れの音まで気にしてたら連符が弾けなくならないか? 及第点だから気にしない(爆)
・第20変奏、お尻がずれてきたから座りなおしたら外した(笑 予想外のアクシデントに注意。
  → 当日は服か椅子に滑り止めを塗(ry
・第29変奏、ちょっと走った
  → もう一度、ゆっくりリズム練習しておこう。
・第32変奏、ppの前の盛り上がりのミスを留めたい。ppのところがギクシャクしてる。最後の右手のユニゾン、いつも走るから今回はタメてみたら、しつこくなった。
  → ミスった部分はゆっくり練習。ppの部分もゆっくり練習。最後のタメはいらない、もうちょっと考える。


以上。



WoO.80の内容に関しては、たぶんこれが最後の記事。
長らくのお付き合い、ありがとうございました!
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2009-02-13

演奏第6弾

Beethoven 32variations c-moll




どーもご無沙汰してますAsterです。
水曜・木曜と録音実行してみて、意外な事実に目玉が落ちそうになりました。

修正した筈の十六分音符がまだ八分音符のままだったりとか(顔面蒼白。今度こそきっちり修正)
スラーついてる筈の場所についていなかったりだとか、音が足りなかったり間違ってたりだとか(思わず絶叫。ボーっとしていたらまだミスる)
信じられないことにまだつっかえる場所があったりだとか(爆死)


ええ、本番は15日です…(遠い目)
この録音は12日のものでして、
なんとか今日の13日には、第10変奏の妙なつっかえミステリーからは脱却したんですが、昨日はいくら部分練習をやってもずっと同じ箇所をミスってばかりで、ホント心が折れそうでした。ぷぎゅる。



そんなこんなでこの演奏は40箇所近くミス(タッチ)があるので、60点の出来です。
「本番緊張したり手が冷えたりしたら、50点以下になるんでない?」
と、今まさに無表情で画面にツッコんでいますが…む?点数って出るんだよな?講評が出るのは心得てるんだけれど。



『完璧にノーミスで弾くこと』って、至難の業なんだなあと改めて思います。
いつだって“それなり”の努力しかしてない私が言ってもアレなんですが…
たぶん完璧に弾くことができる人たちというのは、心の遣い方が自分とは異なるんだろうな、と思ってしまいます。

1音1音、どんなに細かな1音でも丹精を込め
縦(細部)の糸と横(全体)の糸を紡ぎ
そうして曲を織り成していかなければ

作品としても不完全であるし、何より楽曲の心を伝えることなど到底出来やしない。



あと1日。
これで終わりになるのか、先へ通じるのかは分かりませんが
これからのこの曲は、『心』の部分を磨くことを第一の目標に、作りあげていきたいものです。


足りないものは、この曲が特別だという熱い想い、
それに向かう一途な我武者羅さ、かもしれない。
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2009-01-15

Czerny50 No.27



久々の練習音源アップです。
つっかえてるのはご愛嬌(笑)


こういう譜読みしやすい曲は、ロクに見もしないで弾いているような気がするので、実際は譜読みミスが多いんじゃないか…というような不安があります。
たまにあるんですよね。その小節だけ♭がすっぱり抜けてた、とか、ハーモニーは同じだけど実は和音の転回系だったとか。

ごちゃごちゃした26番とは違い、全体的にさくっと弾けるおかげで、たいした部分練習もせずズルズルとここまで来てしまった感じ。
こういう曲はたいてい、一定のラインまでは持ってこれるんだけれど、何かの分厚い壁を越えられないような、そんなモヤモヤ感が残ります。


ですが、良かった点…というか、興味深い点がひとつあってですね。
曲を弾く時には、どうしても楽譜からメッセージを受け取ることが多くなってしまいますよね。
作曲家が遺した唯一の有形物ですから、我々現代人は、楽曲研究という、まさに暗号解読とも言える作業に励むことが多々あります。

ツェルニーも譜面はシンプルとはいえ、耳馴染みの曲というわけでもないし、やはり最初は譜面から入るもの。
…ところが、おや?と感じたことに、「切ないメロディーだから、こころもち、やさしく弾きたい」と感じたところにドルチェ(やさしく)と書いてあるのです。
そのほかにも、
「ここは緊張させて弾きたい」と思ったところには、アクセントがあったり、自分が想像した音量のところにはピッタリの音量表記が、ここそこに散らばっています。

(おやー? これをピアノで感じたのは初めてかも)

不意に、自分の頭の中で、いつも自分が合唱指導のときにしばしば言う言葉

「fって書いてあるから大きくするんじゃなく、
自然と大きくなるだろうというところに、(作曲家による)fの指示が入っているんだよ」
 「クレッシェンドも『書いてあるからしてやンよ』んじゃなくて、
『クレッシェンドしたいなー!』という気持ちになる場所にちゃーんと書いてあるものだから、
音楽を能動的に感じてみたらどうだろう?」


が浮かんできて、弾きながら苦笑いしてしまいました。



偉そうなこと言ってても、ピアノじゃなかなか出来ないんです(汗)
合唱のイメージってすごく掴みやすいんだけれど、ピアノは能動的に音楽を感じようとすると、どうしても癖や思考の偏りが反映されてしまって、
自然な音楽を
“ 自 分 自 身 で 作 れ な く し て し ま っ て い る ” 。


自分と言うフィルターが少しもどかしくもあったり、感じるままに素直に表現しようと思っても素直になりきれなかったり、そういうところでギャップを感じて途方に暮れてしまったり。
だからこそやりがいがあるといえばそうですし、やってもやっても完成したとは思えないところが、何度も挑戦できるパワーになる訳ですから、ここがまさにピアノの醍醐味と言えるのかもしれませんが。
(合唱の醍醐味は、違うメンバーと一期一会で声を合わせ、同じ曲でも同じ表現にならないところに醍醐味を感じている今日この頃です…ピアノとは、目的が少し、違うような気がします。)


つらつら語ってしまいましたが、この曲に関しては、もう少し自由にやってもいいのかなーというふうに、実は思っています。
なんとなく「エチュード」という固定観念が頭のどこかにひっかかっていて、そのせいでイマイチ羽目を外しきれないのかも、と。

まあ、“むっつり”は私の代名詞である訳ですが(爆)
…( ´ -`)ホウッテオイテクレ



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余談。
前回の記事の翌日、またまたまた38度の熱を出し
大事をとって更に3日寝ついていた軟弱者Aster。
あまりに運動不足だったため、
今日は自転車でおつかいへ、走行距離約5km。

でも大学1年の前期(約4ヶ月)は往復10km近く、
毎日自転車通学していたんだい。
すぐに飽きてバス通学になったけど(爆)




で、演奏を出した後で言うのもアレですが。
そんなこんなで昨日、約1週間ぶりにまともにピアノを弾いたわけであります。
まさか言えないよ、師匠にそんなことッ!!
ええ、ここだけの話ということで…。
posted by Aster at 19:42 | Comment(0) | めいん>performance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008-12-06

Czerny50 No.26 #2

関連記事 → 




お聞き苦しいですが、恥を忍んでアップ。
数えてみたら、トータル10日目くらいです。今週は弾かない日が多くありました。
だいぶ慣れてきた感はあるんですが、楽譜指定3箇所以外の場所でペダルを薄く踏んでしまったり、まだミスが目立ったり、音が飛んだり転んだり走ったり、なんというか ホントに ホントに

嫌な曲です(どーん)



1拍に16個の音符を入れるところが2箇所あるのですが、そこが今のTempo60でも結構いっぱいいっぱい(時折弾けてない)なので、これ以上Tempoが上がるか不安な面もありますが、
とりあえず来週1週間は64-68くらいを目指して弾き込みをしたいです。

そういえば、音源を波形で見ていたら、思ってもみない場所で波が飛び出ているところがありました。
ええっと、どこだったかなあ…たしか2オクターブを上がるか下がるか、のところだったと思うのですが、
自宅のピアノがその音だけカンカンする場所なのか、それとも自分の指の癖でその音だけ飛び出してしまったのか、よく分からなかったので、その辺のこともきちんと整理していきたいです。

それでなくとも思ってしまいます。嗚呼、粒を揃えたい!
粒をきれいにそろえるのって、ピシュナよりはハノンがいいのかな。

鍵盤を底まで押し込んで演奏したり、或いはペダルを踏んだりすれば、とりあえずの均一さを図ることはできます。(別名を『誤魔化す』とも言う)
が、この曲は全体的にP(ピアノ)の曲であるうえに、ペダル指示がほとんどない為、指の癖や特徴が顕著に現れてしまうのですね。

もう一度言っておこう、  嗚呼、粒を揃えたい!(しつこい



久々再開のツェルニーがこの曲、というのは
「嫌だなあ逃げたいなあ」と思ってしまう面はありますが、なかなか的確に自分の弱点が露見してくれるので、まあ、マイペースに足掻いてみることにします(苦笑)


おつきあいありがとうございました♪
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posted by Aster at 23:59 | Comment(2) | めいん>performance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008-11-23

うひー。

昨日の睡眠時間4時間のせいか、頭が回りませんです、もう。

■Schumann fantasie op.17(7日目)

※止まってます、弾きなおしてます、ページめくってます、ミス多数、ぐわああ。


き、きのう1日弾かなかった、というあれさえなければ…。

でも、ぐでぐでの一番の原因はやっぱり
「1週間でなんとかなるだろー。」と思っていたのが間違いだったのか。うーむ。


明日のレッスンでしばかれて…じゃなかった、しごかれてきます。



とりあえず、明日の朝2時間で

・止まったり
・ページの境目があやふやだったり
・十六分音符と八分音符がごちゃまぜになっていたり
・タイなのか弾きなおしなのかよく分からなかったり

そういう、基本的なところを直さねばと思います。


明日は初・レッスン日誌をアップできるかな〜。


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2008-11-21

演奏 第2弾!

これもまた11月中旬に録音した、リャードフの前奏曲 作品11の1の演奏音源です。

■Liadov prelude Op.11-1(08.11)

※途中でヘリが通過していってます…宅録なのでご勘弁ください(苦笑)


本番ではこちらを先に演奏したあと、シューマンのトッカータと合わせて演奏しました。

楽譜を見ると、とても機械的に書いてあり、見た目の印象はシューマンと同じような感じを受けます。
ただ、シューマンは長調で速度も速く機械的であることに対して、リャードフは短調で速度は遅く、表情豊かに演奏しなければなりません。
そのあたりの対比をさせたかったんですが、実際の演奏で伝わったかどうか……ハテ。



楽譜が機械的、と書きましたが、どう機械的かと言うと、全体を通して、左手:八分音符3連符、右手:八分音符2音を合わせなければなりません。
うっかりすると「一生懸命合わせてるんですッ」というような、あまり音楽的でない演奏になってしまいます。
上記の録音を聞いても、やっぱり右手の歌い方が足りないように思います。
これでも、最初の頃よりはかなりよくなったんですが。


これについては、“習うより慣れろ”で改善すべく、以下の練習方法で取り組んでいました。
最初の小節は左:右=1:1、次の小節は左:右=2:1、更に次は左:右=3:1、最後に左:右=3:2を合わせます。

Liadov11-1用の指練習


これを半音づつ上げて、12調ぶんやります。ピシュナに取り組んでいる方にはお馴染みでしょう♪
この練習曲は(機会があれば)続きを作成した上で、カテゴリ「Sheet」にアップしたいと思います。



他、特記すべきことといえば、
liadov11-1.JPG
※マイ楽譜なので明度低いです、ごめんなさい(汗)


最初のテーマに戻ってくるところで、左手が流動的になるので、手が小さめの人にはなめらかに演奏することが苦しくなると思います。
そこで、赤丸で囲んだ左手の上声部の一部を、右手で取って演奏します。
あくまでも、さりげなく、さりげな〜く。

譜面どおりに演奏していた時はがっちょんがっちょんしていましたが、この方法で、思い描いたような滑らかな演奏ができるようになりました。



そういえばこのような工夫、過去にもやったことがあります。
その時は師匠に言われたんですが

ChopinのスケルツォNO.2のこの部分
chopin32.PNG

赤く○をつけたところを、左手で取るようにと指示されたのです。
これはかなり、目からウロコでした。
参考楽譜:FREE SCORES.com


以来、練習してもしても「弾きにくい!」と感じたときは、「どーすっかなあ」と、何か別の方法を考えるようにしています。



リャードフは、かなり口当たりならぬ弾きあたりが良かったので、他の曲も何かやってみたいです。
次は『いにしえの歌』か『舟歌』かな〜。


楽譜について。私自身は
TBSサービスが発行したレコード集に付属していた楽譜でこの曲を弾いたのですが、今、入手できる楽譜といえばやはり全音がスタンダードでしょうか。
リャードフ ピアノ作品集

全音楽譜出版社
売り上げランキング: 118128

近いうちに購入したい1冊です。



【備考】
録音日 2008.11.13
録音機 ZOOM H4 内臓マイク
PIANO  YAMAHA 大屋根全開
場所  自宅
設定  48kHz 16bit WAVファイルで録音後、mp3へ変換
設置  マイクまで距離約3m、高さ約1m30cm
    窪みの正面から大屋根の手前にむかって、斜めに設置
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2008-11-19

演奏 第1弾!

11月中旬に録音した、シューマンのトッカータ 作品7の演奏音源です。

■Schumann toccata Op.7(08.11)



私が初めてこの曲を耳にした時の感想 → 「お も し ろ い !」
要するに興味深いということなんですが、特にどこかの部分が、というわけではないんです。パーツパーツは地味だと思います。
でもなんとなく心惹かれたのには、型にはまっているくせに型にはまっていない(なんじゃそりゃ)という、万華鏡のような発想に魅力を感じたんでしょうか。
次から次に新たなフレーズが待っていて、何度弾いても飽きません。


2ヶ月ほどダラダラ練習し、半年ほど置いて、1ヶ月間、弾き込みました。暗譜は早かったです。
意識せずに、1〜2週間もかからず出来た記憶があります。
好きな曲の暗譜は速いという魔法ですね(笑)

10月中旬は、Tempo80でもあっぷあっぷしながら弾いてましたが、11月中旬にはTempo100まで上昇。
でも、客観的に聴くとやっぱり「遅っ」という感じです。
あと1ヶ月弾きこめば、120くらいになれるか…うーん。
※Youtubeで聞き比べたところ、120あたりが平均Tempoのようです。(このレビューは後日掲載予定)


自分としては、Tempoは遅くともリヒテルのように音楽的に弾ければ良いと思っていました。
Toccataには技巧的なという意味合いがありますが、技巧を極限まで高める奏者もいれば、技巧の奥に隠された音楽的表現に目を向ける奏者もいるでしょう。
自分には、見せ付けられるような技巧はからっきしなので(笑)、「どういうふうに弾きたいか」とお師匠さんに問われた時、速「音楽的に弾きたい」と答えていました。

そこで自分がまずやったことと言えば、フレーズ研究です。


例を挙げるとするなら、25小節目からのフレーズは入り組んでいて
schumann Op.7_1

赤○で囲んだ、タテの八分音符の流れと
schumann Op.7_2

青線で囲んだ、ヨコの十六分音符の流れが共存しています。

これに左手のフレーズを加え、全ての音を馬鹿正直に弾くとゴチャゴチャしてしまうこと請け合いです。
お師匠さんは「右手の八分音符の上声部と、左手の上声部を出して、全体的にはpで、ノンペダルで」とおっしゃっていましたが、これが難しく、出来たり出来なかったりと四苦八苦しました。
手で繋げないフレーズはついペダルでカバーしてしまったり…。


また、展開部から再現部に向かうストレッタ部分も入り組んでいるので、
schumann Op.7_3

自分としては緑で繋いだフレーズを意識するようにしましたが、これも速度を上げれば上げるほど、表現に繋げることは難しかったです。

参考楽譜:FREE SCORES.com





<演奏に関するあれこれ>

上記の演奏ファイルでは、展開部の左手のA音の保続音で派手に外してHを打鍵していますが、耳をつぶって(?)聴き流してくださいませ。
そのほかにもあちこち外していますが、保続音を外すのだけは自分でも許せず…と思いながらも、11月に入ってから途端にこの音を外すようになったんですよねえ。
Tempoが92を超えたあたりから、右手のオクターブ奏が苦しくなり始めたので、そちらに意識が向いてしまったようには思います。反省。

最後の左手の12度の和音は、初めはCGCを先出ししていたのですが、ボコレリチの演奏(http://jp.youtube.com/watch?v=EC9GJklhGhk)を聴いたところ、先出しするのはCのみにしていたので、「それ、もらったあ!」とありがたく真似させていただきました。
個人的なバランス感覚として、Cのみ先出しのほうが好きです。

実際の舞台(コンクール本選)では、コーダのPiu mossoに入る前の和音のたたみかけでつっかえてしまいました。

つっかえた言い訳はいくつかあるんですが
最たるものは練習不足(他の部分に比べて5分の1しか練習量がなかったように思います)。
次なる要因は、会場のピアノがスタンウェイであったこと。失念していたんですが、スタンウェイの鍵盤は象牙で出来ているので、吸湿性があるんですよね。

ここで、手の発汗が一般人よりも凄まじいという私の特異体質が加わります。
どのくらい酷いかと言うと、冬場でも大曲を1曲弾くと、かるくコップ1杯分の水をぶちまけたような惨状に。
ですから、普段この部分を弾くときは、鍵盤の上に乗った汗にすべらせて勢いをつかせ、次の音を打鍵するという方法をとっていました。
自宅のYAMAHAのピアノの鍵盤は、撥水作用があるようで、鍵盤に玉の汗(笑)が一定時間残ります。
後半になると、もうビショビショです。

ここで一句
「すべるなら すべり慣れよう ホトトギス」(ホトトギス関係ない)


そんなモットーで、とにかくすべり慣れることに必死だったわけです。

ところが、本番で滑らせようと打鍵した時、吸湿性のおかげで、打鍵した位置で指がストップしてしまいました。

一瞬で頭が真っ白に     (´- `)スベラナカッタヨ ホトトギスー

で、次に弾くべき音が出てこず、ペダルの反響だけがぐゎんぐゎんと残ったことだけは覚えていますが、
弾きなおした記憶はないので、どうやってPiu mossoに入ったかはサッパリ。


この曲を選曲したと言ったときのお師匠さんの反応は
「あなたねえ…損する曲だよ、あれは。いい曲なんだけど」
としきりにおっしゃっていましたが、本当にその通りでした。
分かってはいたものの、実際にやってみると、練習時間と練習成果が噛み合わない曲だなと思います。

でも、個人的には、「なんとか弾いてやる!」と意気込んで、そのために今までやったこともないような緻密な練習を繰り返したので、いい勉強が出来たと思って満足しています。


何事も経験ですね。


使用したのは春秋社版です。
シューマン集 3 (3) (世界音楽全集ピアノ篇)
井口 基成
春秋社
売り上げランキング: 495405



【備考】
録音日 2008.11.13
録音機 ZOOM H4 内臓マイク
PIANO  YAMAHA 大屋根全開
場所  自宅
設定  48kHz 16bit WAVファイルで録音後、mp3へ変換
設置  マイクまで距離約3m、高さ約1m30cm
    窪みの正面から大屋根の手前にむかって、斜めに設置
posted by Aster at 19:36 | Comment(0) | めいん>performance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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