2009-04-06

“1からの挑戦” 4日目―カンタン暗譜

学生時代、暗記科目等は超苦手だったんですが
暗譜については、実はあまり苦労した記憶がありません。


1度聴いただけで覚えちゃう、なーんてことはさすがにナイですが(笑)
練習をやめると途端にその曲を忘れてしまうタイプの人もいる中で、私は結構覚えていることが多いのです。



さて先日、友人に「どうやって覚えるの?」と訊かれた時、するっとこう答えていました。

「う〜ん… 左脳 で覚える かな」



なんだかよく分からない回答です。
言った自分でもうまく説明ができなくて、「えーと、つまりね、カタチで覚える…?」とかなんとか、更に混乱させるような答え方をしてしまいました。(笑)



なんとか日本語に解読してみることにしましょう。

実は、記憶というものは大半、右脳に蓄積されるそうです。
左脳の空き容量は右脳に比べて極端に少なく、
PCに例えれば 左脳がCドライブで、右脳がDドライブといった感じなんでしょうか。いや適当に言ってみたけど。

でも、右脳に情報をしまい込むからと言って、右脳だけを活動させるのは心もとないです。
そこで『左脳』を使って、理論付けたり理由付けたりしながら覚えることを普段から実行しています。



そうだなあ、例えば、アメリカとカナダの国境に広がる五大湖の名前。

オンタリオ湖、エリー湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、スペリオル湖。

これだけを短時間で覚えろと言われても、なかなか覚えられないでしょう。
けれども、

オンタリオという王様が、エリーというお嬢ちゃんを連れて、ミシガン湖をひゅ〜ろん(=ヒューロン)と滑りおる。(=スペリオル)

と言われると、馬鹿馬鹿しい語呂合わせでも、つい「え、なにそれ?」と覚えてみたくなりますよね。




たぶん、それと同じ。
音楽を耳から覚えるとき、
和声進行で覚えたり、メロディーの起伏を図形のように想像して覚えたり、と
そんなことは、暗譜が得意な人はおそらく誰でも感覚的にやっていることだろうな、と思います。

そうではなく、理論付けたり理屈で覚えたりせずに
なんとなーく、もやもや〜としか覚えてしまわない人は、きっと気持ちが悪くて仕方がない筈。

でも、感覚的にはゴロ合わせと一緒で、楽しく覚えたらいいのですよ!!
普段から、意識的に左脳と右脳をフル活動させて、スッキリ覚えてしまおうとすると、ストレスも多分に少なくなると思いますかわいい



因みに、私は100回練習中の50回くらいで、曖昧に覚えてしまうようです。
どんなに覚えにくい曲でも、この回数くらいになると楽譜からつい目を離してしまうようで。。。

『100回というのはあくまで目安』。
と前回書きましたけれども、
技術的なハードルを失くすことに加えて暗譜まで実行することを考えると
「少ないくらいかなあ」、と思うこともあります。


たった数小節を100回辿りながら

で覚え、進行パターンで覚え
手のカタチで覚え、手の感覚で覚え
楽譜のカタチを目で覚え、そらで写譜できるくらいに細かいところまでチェックする。

どれかの方法を選ぶのではなく、同時にすべてやることが大事なのかなと感じます。
そうすると、年月を経てたとえどれかを忘れてしまったとしても、別の方法が身体の深い部分で
“きっと、覚えてくれている”





そんな感じで、私の「毎日100回の基礎的な練習」は、

・とりあえず最低限のテンポで弾けるように、6〜7割がたの完成を目指す
・脳内フル活動で暗譜する

の2大目標を筋として実行しています。



慣れると、楽ちんすぎてやめられぬ。
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そうそう、メリットが多いこの練習スタイルだけど、1つだけデメリットが…。
練習を経て楽譜をそのまま脳内にスキャンすると、他版の楽譜を見たときにぶっとんでしまうことが、ごくたまにあります。
だってほら、1段の小節数や、指示が違うことがあるじゃないよ!

たぶん私の覚え方って 覚えた楽譜を脳内で再現する という
ある意味、一番キケンな方法なのかもしれない…。。。だって、間違えて覚えてた時がホラ。

うーむ、果たしてお勧めして良いものか悪いものか、悩みどころです(笑)
posted by Aster at 23:59 | Comment(0) | 企画>練習風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009-04-03

“1からの挑戦” 3日目―部分練習のやり方

今日は、出たり入ったり出たり入ったり出たり入ったり の1日で、まーったく練習できませんでした。
むー、ムカムカ…とまではいかないけれど、ムラムラします。



さて、今日のお題は、100回練習の中身について。
Asterの場合、その時々でパターンが違うんですが、
たいていの「最初の100回」は、リズム練習を交えてのトライです。

例として昨日の内訳を見てみると、

<モシュコ>

1-10回 ゆっくり楽譜どおり。音・指使いを確認
11-20回 スタッカート。粒をそろえるための
21-30回 8分音符+16分音符2つ(タンタタ)。指のコントロールのための
31-40回 その逆(タタタン)。指のコントロール
41-50回 前二つの音にスラー、2・3音目にスタッカート(ターラッタ)。手首の柔軟運動のための
51-60回 1・3音目にスタッカート、後ろ2音にスラー(タッターラ)。手首の柔軟
61-70回 楽譜どおり。指を慣らす
71-80回 ゆっくり。 音・指使い・アーテュキレーションを再確認
81-100回 インテンポで弾きこむ。

こんな感じでした。
(リズムは色んな種類の音符やアーテュキレーションを組み合わせたもので構いません。いいリズムが思いつかない!というときは、ハノンの最初のほうにある、リズム練習表を参考にするといいかも。)




大事なのは、「目的を持って、リラックスして臨むこと」
力を振り絞ってガツガツと闇雲に練習しても、ガツガツとした音楽にしかならない…と思います。

「たとえ100回やろうが1000回やろうが、“音楽を作るための練習”だと思ってトライしなければ、結局は何にもならないかもしれない」
と、ふと思うことがあります。

100回というのはあくまでも目安ですから、
目先の回数や自己満足に囚われない練習を心がけていきたいですね。



そうそう、100回数えるのは大変ですから、ぜひカウンタを利用しましょう☆
→『マイカウンタ』の記事はコチラ
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posted by Aster at 23:04 | Comment(0) | 企画>練習風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009-04-02

“1からの挑戦” 2日目―練習開始

きのう、

毎日、モシュコを1ブロック、ドビュッシーを1ブロック。


という練習計画を立てたので、今日からはこの計画に従って練習していきます。



というわけで今日は、モシュコ8番の練習番号@と、ドビュッシーの練習番号@の部分ですね。
はじめに書き置いておくと、最初から通し練習はやりません。ここがミソです。


これについては、マラソン選手を例にすれば…
選手という選手が、毎日毎日42.195キロを繰り返し走っているでしょうか?

おそらくそんな練習はしていないでしょう。
走る以外にも基礎トレーニングをしたり、走法だとか呼吸だとか腕の振り方だとか、細かいところから整えていくはずです。



ピアノもそう。極論ですが

8小節の曲を、通して100回練習するよりも(=8小節×100回)
1小節を100回、それを8小節分練習するほうが(=100回×8小節)

計算上、かかる時間は同じなのに
前者よりも後者のほうが、細心の注意を払って練習できるのです。



「汚い雑巾で拭き散らかして『掃除しました』とのたまうような練習はするんじゃない!」

…と、師匠は言います。



確かに。

改善するのが練習であって、改悪するのは練習じゃないですよね。




そんな訳で、練習番号@番から、丁寧に丁寧にお掃除していこう、というのが、Aster(師匠)流の練習方法です。


今日は、モシュコの練習番号@(8小節)を両手で100回。
そして、ドビュッシーの練習番号@(5小節)を両手で100回。

時間に余裕がなかったので、これだけをトライ。


かかった時間的には、モシュコが45分、ドビュッシーが20分、というところです。計、1時間強。
これなら毎日やれそうでしょ?


100回練習の内訳は、また明日の記事にてー。
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posted by Aster at 23:13 | Comment(0) | 企画>練習風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009-04-01

“1からの挑戦” 1日目―譜読み

毎週、楽しそうにレッスンに来る子たちを見て思います。


(その楽しそうな様子、教えている側としては本当に嬉しい。
でも、でも、欲を言えば、
もーちょいだけ練習してきてくれたら、もっと嬉しいかもしれないって思ってしまうんだ…。)


或いは。師匠もまた思っていらっしゃるのかもしれない。
「嗚呼、この子が今の3倍練習してくれたら……」



(苦笑)




そんなこんなで、
「みんな、練習ってどんなことやってんだろー?」企画。
コメント、TB(→終了後のまとめ記事限定)等で反応頂けると嬉しく思います。

以下、Asterの練習風景です。


+++++++++++++++++++++++++++++++++


4月にトライする曲は

・モシュコフスキ 15の練習曲より 8番
・ドビュッシー ピアノのために より プレリュード

の2曲。


まず1日目は、「譜読み」でございます☆




私の譜読みはちょっと特殊です。弾き流しながら
mo_15_08_1.JPG
ひとまとまりごとに、小節の頭に鉛筆で○印をつけていきます。

大体は8小節ごとですが
mo_15_08_2.JPG
ちょっと複雑だったり、8小節区切りは長いかな?と思ったときは、細かく(この場合4小節ごと)につけることもあります。

ちょっと変則的な例
mo_15_08_3.JPG
mo_15_08_4.JPG
エチュードは大体4小節か8小節で区切れるのですが、
この場合、上の画像の下から2段目2小節と、その下の段の3小節目はまったく同じなので、こういうのは一緒くたにしてしまったりします。
下の画像、a temopo 前の14小節は、4+6+4で区切ってみました。(実際に練習していく段階で、「もっといい区切り方があったんじゃないか」と反省することも多々あるんですよ/苦笑)


この○付け作業が終わったら、
mo_15_08_5.JPG
1から順に番号を書き込んでいきます。

これを練習番号と私は読んでいます。

最後まで書き込んで
mo_15_08_6.JPG
モシュコの8番は、12のブロックに分けることができましたぴかぴか(新しい)



お次はドビュッシー。
同じように、全体のバランスを見ながら○を割りふって、そのあと数字を書き込んでいきます。
db_pi_01_1.JPG

エチュードと違って楽曲(特に近現代)は、割りふりが変則的になります。この曲の出だしは、5小節で1まとまりですね。

最後まで番号を書き入れて
db_pi_01_2.JPG
この曲は、23のブロックに分けることができましたぴかぴか(新しい)




さて、ここからが大事。

Asterが受ける1回ごとのレッスン間隔は、大体4週間です。
次は26日なので…今日を外して24日間と考えます。

モシュコは1日1つずつ練習していっても12ブロックなので26日に十分間に合いますが、ドビュッシーはどうでしょう?
23ブロックの中に、同じフレーズがいくつかあったとして、1日1つずつこなしても3週間はかかりそうです。
うーん、ギリギリかな。体調崩して練習できなかった時が不安です。
というわけで、

毎日、モシュコを1ブロック、ドビュッシーを1ブロック。
モシュコ終了後はドビュッシーを2ブロックずつ


と計画しときましょうか。
順調に行けば、レッスン10日前までには一通りの部分練習が出来そうです。




明日からは部分練習の日々です。
まだまだマイルールが続くよ!
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posted by Aster at 21:27 | Comment(0) | 企画>練習風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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